テンプレート:博物館
三鷹の森ジブリ美術館(みたかのもりジブリびじゅつかん)は東京都三鷹市にあるアニメーション美術館。正式名称は三鷹市立アニメーション美術館(「三鷹市立アニメーション美術館条例」(2001年3月 三鷹市)による)。設計者は日本設計。宮崎駿本人による断面スケッチを元にデザインされた。
2001年に開館した美術館の運営と、2007年から三鷹の森ジブリ美術館ライブラリーとして世界のアニメーション映画の配給やテレビ放送を行っている。
概略[]
- 所在地:東京都三鷹市下連雀1丁目1-83(都立井の頭恩賜公園西園内)
- 開館日:2001年10月1日
- 運営:財団法人徳間記念アニメーション文化財団
- 収益事業:株式会社マンマユート団
館主[]
アニメーション作家、映画監督の宮崎駿。初代館長は宮崎吾朗。2005年6月24日より中島清文が2代目館長として就任。
展示内容[]
- 企画展示室:特定の作品や作家、製作スタジオに焦点を当てた企画展示を行う。
- 常設展示室:アニメーションの原理、原始的なアニメなどの展示、製作スタジオの風景再現、歴代ジブリ作品の絵コンテなどの資料が見られるようになっている。
- 『となりのトトロ』のネコバスルーム(子供が中に入って遊べるようになっている)
- 屋上のロボット兵(『天空の城ラピュタ』)、ラピュタ中枢部の石(ラピュタ語の文字が刻まれている)
- 図書閲覧室「トライホークス」:児童文学書(角野栄子『魔女の宅急便』など)やジブリ関係の書籍などを常備し、購入も出来る。
- 映像展示室「土星座」:美術館用のアニメ作品や企画展示関係の作品が上映されている。
- エントランスホール:天井一面がジブリキャラの点在するフレスコ壁画になっている
- トトロのニセ受付
- カフェ「麦わらぼうし」:オリジナルメニューを出している。
- 売店「マンマユート」
入場料[]
あらかじめ、コンビニエンスストア ローソンのLoppiにて日時指定の入場引換券を購入する必要がある。定員になるか、入場時間になった時点で販売を打ち切る。開業直後は、発売即完売となるケースが多く、インターネットオークションで転売することを目的として購入するダフ屋が出現する程であったが、2010年現在は平日16時の回に空きが出ることも多くテンプレート:誰、以前より予約しやすくなっており、当日でも購入可能な場合が多い(ちなみに、ジブリ美術館の前にもローソンがある)が、購入できずに入場できない場合もあるため訪問時は注意が必要である。また、三鷹市民枠には、恒常的に空きがある。なお、引換券と引き換えた入場券には、いずれかのジブリ作品の35mmフィルム(3コマ分)が付いている。
- 大人・大学生 1,000円
- 高校・中学生 700円
- 小学生 400円
- 幼児(4歳以上) 100円
- 4歳未満 無料
入場時間[]
入場時間は1日4回(入れ替え制ではない)。
- 1回目入場:10時
- 2回目入場:12時
- 3回目入場:14時
- 4回目入場:16時
※入場は指定時間から30分後まで。
※カフェ「麦わらぼうし」の営業時間は11時から19時。入店は18時まで。ラストオーダーは18時20分。
美術館用の短編アニメ作品[]
公開年 | 作品名 |
---|---|
2001年 | くじらとり |
2002年 | コロの大さんぽ |
めいとこねこバス | |
2006年 | 水グモもんもん |
星をかった日 | |
やどさがし | |
2010年 | ちゅうずもう |
パン種とタマゴ姫 | |
2011年 | たからさがし |
歴代の企画展[]
- 2001年10月~2002年9月『千と千尋の神隠し展』
- 2002年10月~2004年5月『天空の城ラピュタと空想科学の機械達展』
- 2003年11月~2004年5月『ユーリー・ノルシュテイン展』
- 2004年5月~2005年5月『ピクサー展』
- 2005年5月~2006年5月『アルプスの少女ハイジ展』
- 2006年5月~2007年5月『アードマン展』
- 2007年5月~2008年5月『3びきのこぐま展』
- 2008年5月~2009年5月『小さなルーヴル美術館展』
- 2009年5月~2010年5月『崖の上のポニョ展』
- 2010年5月~2011年6月『ジブリの森のえいが展』
- 2011年6月~2012年5月『ねこバスから見た風景展』(予定)
アクセス[]
JR東日本中央本線・総武線(東京メトロ東西線と直通運転)
- 三鷹駅南口より徒歩15分、吉祥寺駅南口より徒歩16分
- 路線バス
- 三鷹の森ジブリ美術館循環ルート
- 往路(所要時間約6分)
- 三鷹駅南口⇒むらさき橋⇒文化園西⇒万助橋⇒三鷹の森ジブリ美術館
- 復路(所要時間約12分)
- 三鷹の森ジブリ美術館⇒明星学園入口⇒下連雀⇒連雀通り商店街⇒南浦⇒仲町通り⇒北浦⇒本町通り⇒三鷹駅南口
- 明星学園ルート
- 往路(所要時間約6分)
- 三鷹駅南口⇒むらさき橋⇒文化園西⇒万助橋⇒三鷹の森ジブリ美術館
- 往路(所要時間約5分)
- 明星学園入口⇒万助橋⇒山本有三記念館⇒三鷹駅南口
- 運賃
- 大人 200円/小児100円
- 三鷹の森ジブリ美術館への往復割引乗車券
- 大人300円/小児150円
- 三鷹駅南口案内所、バス停前券売機、バス車内にて発売
- 小田急バス定期券、バス共通カード、シルバーパスが利用可
- 全路線みたかシティバスが運行
三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー[]
映画[]
- 春のめざめ (2007年)
- アズールとアスマール (2007年)
- 雪の女王 新訳版 (2007年)
- パンダコパンダ (2008年)
- チェブラーシカ 全四話完全版 (2008年)
- 動物農場 (2008年)
- ルパン三世1st.TVシリーズ (2009年)
- ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢 (2009年)
- バッタ君町に行く (2009年)
- 赤毛のアン グリーンゲーブルズへの道 (2010年)
- イリュージョニスト (2010年)
- フレデリック・バックの映画 短編四作 (2011年)
テレビ[]
- ひつじのショーン (2010年 - 2011年、NHK教育)
その他[]
- 施設屋上と屋外を除き、館内の写真撮影は原則として禁止されている(開館間もない2001年12月までは可能だったが、2002年から禁止になった)。
- 2005年10月1日から敷地内禁煙になった。
- 館内には、ディズニー作品のトイ・ストーリーのキャラクターがある形で隠れている。関係者と思われる者の絵付きサインも館内にある。
関連項目[]
- 宮崎駿
- 中島清文
- スタジオジブリ
- 日本テレビ
- ローソン
- 徳間書店
- 徳間記念アニメーション文化財団
- マンマユート団
- 三鷹市
- 日本設計
- 高井真一
外部リンク[]
- テンプレート:Official
- 三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー
- ローソン「三鷹の森ジブリ美術館」
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